品目グループとは

これはBaanERP及びInforLN用語ですが、「棚卸資産の勘定科目上の分類およびそれを細分化したもの」と捉えてよいです。「製品、商品、中間品、原材料、貯蔵品、その他」といったもので、他社ERP製品にも名称は違えど似た考え方があります。

会計統合では製造、購買、販売、倉庫といったロジ側の各種取引を経理仕訳に変換しますが、その変換キーのうち、一番重要なものになります。

月末に勘定残高試算表と在庫有高を比較チェックする場合に、その作業を容易にするためには、「勘定科目⇔品目グループ」の関係はできる限りシンプルにするべきです。

ERP導入作業では、この品目グループを経理側要件・ロジ側要件で入念な擦り合わせを行い、時間を要する部分であります。ERP導入前にこの「品目グループ」に該当する部分の「曖昧な運用を解消または認識」しておくだけでもERP導入負荷は格段に軽くなります。例えば「その他品目」「その場に応じた属人的な分類」「未分類の品目」「裏品目(?)」といったものです。

また、「品目グループ」は本番稼働後も必要に応じてマスタ追加し、併せて「会計統合」関連及び影響範囲マスタもメンテナンスしていきますので、「細かすぎて管理不可能」「多すぎて云々」な事態は避けるべきです。

(推敲していませんので、徐々に更新します)

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