会計統合処理とは

会計統合マスタが形になりましたら、ロジ取引を動かして、会計仕訳に変換します。ロジ取引データを会計統合データに渡すのですが、特に追加操作は必要ありません、ロジ取引の裏側で自動的に蓄積されます。

以下の流れになります。

ロジ取引発生(会計統合データ蓄積)

会計統合マッピング処理(仮仮経理伝票起票)

会計統合処理(仮経理伝票起票)

元帳転記(経理伝票承認)

まず「会計統合マッピング処理」ですが、ここでは統合取引マスタの変換ルールに従って勘定科目・各種補助科目・部門等を割り付けます。ここで変換エラーや意図しない仕訳を発見できれば、変換ルールを改訂し何回もリランできます。

次に「会計統合処理」ですが、ここでは「仮経理伝票」言い換えれば「経理部で日々手入力している未承認の経理伝票」と同様のモノを起票します。ここで変換エラーや意図しない仕訳を発見できれば、変換ルールを改訂し何回もリランできますが、赤黒の仮経理伝票が発生します。

最終的に「元帳転記」しますが、これは「会計統合」に限った機能ではなく、経理伝票共通の承認手続きです。

これらをふまえて「会計統合マッピング処理」の段階で変換エラーや意図しない仕訳を発見できれば手戻りも少なく理想的です。そのためには「会計統合処理」タイミングを遅らせる必要があります。あるお客様は1日の猶予を設けてエラー潰し・会計統合マスタ改訂をしていました。

この「会計統合処理」は比較的重い処理であり、他の夜間バッチ処理との処理スケジュールを考慮する場合があります。全件処理をする場合が多いですが、データ範囲を指定して細切れ処理もできます。

(推敲していませんので、徐々に更新します)

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